日用品について書いています

コンビニでの日用品値下げ

[2017-09-20 10:22:47]

今年に入ってから、コンビニ各社で続々と日用品の値下げが行われました。そもそも、コンビニではあまり日用品は買わない方が多いでしょうから、一見すると意味不明な値下げのようにも思えます。もちろん、実はコンビニの売り上げの中でも日用品が大きなシェアを占めていたなどということはありません。

それよりも根本的な要因として、コンビニの客層が変わりつつあるという点があげられるのではないでしょうか? コンビニで日用品を買いに行く層というのは、スーパーに行く時間がなかったり、スーパーに行けない時間帯に急に日用品を切らしてしまったりした場合が多いでしょう。つまり、スーパーに行く時間を取りやすい主婦や、定年退職後の高齢者などは、コンビニにはあまり立ち寄らなかったのです。

しかし、最近では主婦がパートなどに出ていたり、また正社員として共働きを選択している夫婦も珍しくはありません。高齢者も再雇用などを利用し、定年後も現役で働いていることが少なくない状況です。つまり、スーパーでゆっくりと買い物する余裕が失われてきているのです。

スーパー側も深夜営業を行う店が増えていますが、仕事帰りなどになるべく早く日用品の補充をしていくとなると、少しコンビニに立ち寄って……と考える方も増えていくのは予測できます。コンビニの日用品値下げは、そういった層にアピールするものなのではないでしょうか?

イチオシ

各スーパーなどのPB商品

[2014-05-19 15:11:49]

日用品は、各メーカーが凌ぎを削ってより良い商品を開発して、消費者にとって手の届きやすい価格で販売をする努力してきました。そんなメーカーと対等に戦っている日用品が増えてきているんです。それは、日用品を販売していたスーパーやホームセンター・ドラックストアなどが自社で日用品を開発して販売するようになったんです。

メーカーではない、スーパーなどが作った自社製品を「プライベートブランド(PB)」商品と呼ばれているんです。このPB商品は、発売当初はそこまで消費者が手に取らないのではないかなどの声も多かったんです。しかし、そんな声はどこふく風で、PB商品の方が価格が安い展開をしている事もあり、売れ行きは好調だったんです。

PB商品の日用品も他のメーカーが作った日用品よりも安い価格でした。日用品というのは、いわば消耗品です。使ってなくなるものなら、少しでも安い方がいいという消費者の志向をしっかりと捕らえた販売戦略がなされていました。

製造工程などは、メーカーとなんら変わらない工程だったりするのですが、一番の大きなポイントは自社開発・自社販売というところだったのではないかと思います。

イチオシ

増税前の買いだめに

[2014-03-28 13:28]

消費税増税が目前に見えてきて、ここ最近は日用品の買いだめに走る人の姿もちらほら見られるようになりました。消費期限がなく保存も利く日用品は、まさに買いだめに最適だということで、増税対策にお勧めするテレビ番組もちらほら目にするようになりました。

そんな中、スーパー各社がこぞって消費増税前の駆け込み需要を狙い、日用品のセールを次々に行っています。値引きだけでなく、ポイント付加に関しても通常よりも上了するところも見られ、スーパー各社の争いが激化しているようです。

また、近年では各メーカーの商品だけではなく、スーパー独自のプライベートブランド商品に力を入れているところも多く、この駆け込み需要の際にプライベートブランドの浸透を狙っているといいます。少しでも使っていただき、よさをわかってもらえればと意欲をあらわにしています。

消費者としては少しでも安くお得に日用品が手に入るこの機会を逃すことなく、有効に活用することが求められています。

日本のレベルの高さの表れ

[2014-03-20 16:27]

昨年末、日本のおむつが海外で跳ぶように売れているというニュースを効いたことのある人もいるかもしれません。なんでも日本のおむつではないと赤ちゃんが嫌がってしまうという声もあったようです。

しかし、海外で日本の日用品が売れているのは、なにもおむつだけではありません。最近は食品包装用のラップが高評価を得、賞賛されているといいます。日本製品のほうが海外製品よりも切れ味が良く、保存状態もいいようです。

そのほかにも爪切りやフェイスマスク、文房具までもが人気があるそうです。特に爪切りは切れ味が違うと人気があるようで、お土産に大量に買い込む人もいるそうです。身に着けるものや接するものは、多少高くても質のいいものを使いたいと選ぶ人が多いのでしょう。

日本の日用品はこまめに改良され、かゆいところに手が届く使い勝手のよさが日本国内だけではなく海外各国で受け入れられているということは、とても喜ばしいニュースでしょう。

プチ贅沢のススメ

[2014-03-14 15:10]

一週間お疲れ様、と自分にささやかなご褒美を買うことはありますか。最近話題になっているささやかなご褒美、いわゆる「プチ贅沢」が、食品や装飾品だけでなく、日用品にも及んでいるようです。

割り箸一つでもその傾向が良く見えます。割り箸はコンビニやスーパーなどでお弁当などを買えばもらえるもので、最近は割り箸自体を購入する方も少なくなっているかもしれません。

通常、スーパーなどで割り箸は一本当たり約二円にも満たない価格で購入できますが、なんと最近は一本約8円もする割り箸が売れ行き好調なのだといいます。その割り箸は日本の杉財を使った逸品で、良い香りがすると愛用者が多いようです。

嗜好品というほどたいそうなものではありませんが、「一度しか使わない」日用品に、好景気の波が押し寄せているようです。

ささやかな日常に刺激を与えてくれるプチ贅沢は、購入者のお財布事情を通じ、経済状況の変化を直接反映しているのかもしれません。